草の根・人間の安全保障無償資金協力『オルモック市イーピル中等学校教室整備計画(台風ヨランダ被害支援)』引渡式


1月31日、レイテ州オルモック市において、草の根・人間の安全保障無償資金協力事業として実施された「イーピル中等学校教室整備計画」の引渡式が開催され、当館より榎書記官が出席しました。同式典には、ゴメズ・オルモック市長を始めとして、被供与団体であるイスラエド・フィリピンのニサン代表、オルモック市教育省関係者、イーピル中等学校関係者などが出席しました。

イーピル中等学校は、2013年に襲来した台風ヨランダにより校舎の屋根や壁が損壊し、机、図書、コンピューターの備品が破損するなど、甚大な被害を受けました。被災後、同校では、多数の教室が使用できず、深刻な教室不足に陥っていました。

本件は、イーピル中等学校において1校舎4教室を整備する事業であり、2014年に被供与団体イスラエド・フィリピンに対して90,753米ドル(およそ880万円)が供与されました。本件を通じて、教室不足の問題は解消され、同校に通う約1,900名の生徒に安全で快適な学習環境が提供されました。

草の根・人間安全保障無償資金協力は「人間の安全保障」の確保に資するものであり、フィリピンでは1989年から現在に至るまでの間に、計520件の事業を実施してきています。こうした草の根レベルの支援についても我が国は従来より積極的に取り組んでおり、本件事業は我が国とフィリピンとの戦略的パートナーシップを育むことにも寄与するものです。