草の根・人間の安全保障無償資金協力「ボホール州タグビララン市における障害者のための教室及び訓練室整備計画」引渡式



3月3日、ボホール州タグビララン市において、草の根・人間の安全保障無償資金協力事業として実施された「タグビララン市中央特別教育センターにおける教室及び訓練室整備計画」の引渡式が開催され、当館より榎書記官が出席しました。同式典には、ネメンゾ・タグビララン市長付首席補佐官を始めとして、パリスピス・教育省タグビララン市地域担当副教育長、タグビララン市中央特別教育センター関係者などが出 席しました。

タグビララン市中央特別教育センターは、障害者など特別教育を必要とする生徒の受け入れができる同市内で唯一の公立特別教育学校です。しかしながら、同校では入学者数の増加に伴って教室数が不足しており、隣接する学校から教室を間借りして補っている状態でした。

本件は、タグビララン市中央特別教育センターにおいて、5教室及び職業訓練施設の新設と併せて、黒板及び椅子などの備品一式を整備する事業であり、2014年に同校に対して99,927米ドル(およそ820万円)が供与されました。本件を通じて、およそ470名の生徒に対して、安全で快適な学習環境が提供されます。

草の根・人間安全保障無償資金協力は「人間の安全保障」の確保に資するものであり、フィリピンでは1989年から現在に至るまでの間に、計520件の事業を実施してきています。こうした草の根レベルの支援についても我が国は従来より積極的に取り組んでおり、本件事業は我が国とフィリピンとの戦略的パートナーシップを育むことにも寄与するものです。