平成28年度草の根・人間の安全保障無償資金協力J-BIRD 案件(4件)合同署名式

3月10日、石川和秀駐フィリピン大使は、在フィリピン日本国大使館おいて、今年度の J-BIRD(注1)草の根・人間の安全保障無償資金協力4案件について、各被供与団体との間で贈与契約に署名する予定です。署名式にはタン和平プロセス担当大統領顧問室次官及び関係者が出席します。

今回署名が行われる4案件の総額は355,427米ドル(約4,200万)であり、これらはミンダナオの和平と開発に対する我が国のコミットメントの一環です。4件の内訳は、教育案件2件、保健案件1件、農業案件1件です。

1.ダバオ・デル・ノルテ州ニューコレラ町デル・ピラール小学校における教室整備計画」
2.「ザンボアンガ市ビタリ地区ティクタプル小学校における教室整備計画」
3.「ザンボアンガ市医療センターに対する移動診療車整備計画」
4.「ザンボアンガ・デル・スール州における小規模米農家のための輸送用車両整備計画」

2006年の立ち上げ以来、J-BIRD案件として実施を決定した草の根・人間の安全保障無償資金協力は92件(本件4件を含む)にのぼり、その総額は約8.3百万米ドル(約9億円)となっています。  


(注1) 我が国は、2006年よりミンダナオ和平支援案件をJ-BIRD (Japan-Bangsamoro Initiative for Reconstruction and Development)と総称し、元紛争地域に対する草の根・人間の安全保障無償資金協力など経済協力プロジェクトを集中的に実施しており、その総額はこれまで180億円以上になります。2015年6月には、アキノ元大統領の国賓訪日の際の日比首脳会談において、安倍総理大臣は、ミンダナオの永続的な和平について、フィリピンの取組への支持を表明するとともに、我が国は新自治政府設立を念頭にJ-BIRDIIの支援を進める旨述べました。J-BIRDIIとは、バンサモロ地域の経済的自立の確保に一層焦点を当ててJ-BIRDを新たなフェーズで進めるものです。