草の根・人間の安全保障無償資金協力「パラニャケ市における障がい者のための理学療法施設整備計画」贈与契約署名式



3月6日、石川和秀駐フィリピン大使は、日本大使館において、被供与団体であるステッピングストーン特殊教育センター財団のゴンザレス代表との間で、標記案件に係わる贈与契約に署名しました。資金供与額は44,970米ドル(約540万円)です。

(案件概要)
マニラ首都圏パラニャケ市には、およそ6,000名の障がい児が存在し、うち約1,200名が身体的な障がいを持っています。同市の障がい児の多くは、貧困のため、必要なリハビリテーションや特殊教育を受けられていない状況にあることから、貧困家庭の障がい児が、所得に拘わらず、必要な特別教育及びリハビリテーションを受けることができる施設の整備が喫緊の課題となっています。

本件事業では、障がい児の発達および自立支援を目的として、ステッピングストーン特殊教育センターにおいて、理学療法施設及びリハビリテーション機材を整備します。この事業によって、パラニャケ市及び近隣市町の障がい児およそ1,200名が裨益し、障がい者の自立支援および地位向上が促進され、パラニャケ市の障がい者に対する福祉サービスの底上げが期待されています。

なお、草の根・人間安全保障無償資金協力は「人間の安全保障」の確保に資するものであり、フィリピンでは、1989年から現在に至るまでの間に、計520件の事業を実施しました。