ASEAN+3緊急米備蓄・日本拠出米をマラウィ避難者に引渡し

伊従公使挨拶 米の引き渡し
出席した避難民 避難所の状況

1月12日、ラナオ・デル・ノルテ州バロイ町において、ASEAN+3緊急米備蓄(ASEAN Plus Three Emergency Rice Reserve:APTERR)の枠組みで日本から拠出した225トンの米を活用し、マラウィ市内での武力衝突によりマラウィ市から避難している方々を対象に食糧支援を実施しました。引渡しには、当館関係者の他、シムファリーAPTERR事務局長、アキノ比国家食糧庁長官、イラガン比社会福祉開発省次官、アリ・バロイ副町長、避難者約300人が集まりました。
 
ラナオ・デル・ノルテ州バロイ町では、7,485世帯、約45,000人が町内12の避難所に避難生活を続けており、今回引渡しを行ったマハド・マーカズィ避難所も12ある避難所の1つで、125世帯がイスラム学校の敷地内に建てられた仮設建物で避難生活をしていました。比社会福祉開発省関係者によると、この避難生活は少なくとも今年4月まで続く見通しとのことです。
 
今回の食料支援を行ったAPTERRは、東アジア地域における食料安全保障の強化と貧困撲滅を目的に、大規模災害等の緊急時に備える枠組みとして2002年のASEAN+3農林大臣会合で決定され、日本は今年フィリピンの他、ラオス及びミャンマーにも備蓄用の米を拠出しています。日本は引き続き、マラウィ周辺の避難者支援及びマラウィの復興支援を行うとともに、東アジア地域の食料安全保障強化と貧困撲滅に貢献して参ります。