無償資金協力「台風ヨランダ災害復旧・復興計画」 ラワアン市行政庁舎再建計画に関する引渡式

リボンカッティング
 
建物の引渡し
 
開庁儀式
 
一木書記官によるスピーチ


2月22日、東サマール州ラワアン市において、フィリピン共和国に対する無償資金協力「台風ヨランダ災害復旧・復興計画」で実施する事業のうち、ラワアン市行政庁舎再建計画に関する引渡式が行われました。引渡式には、当館一木書記官が出席しました。先方からは、フローレンシオ・アルメダ・ラワアン市長、マリベル・サーセンドンシーロ内務自治省地域担当局長等が出席し、深い感謝の意が述べられました。

本事業は、当該地域における行政庁舎であるラワアン市庁舎が、2013年11月に発生した台風30号(フィリピン名:ヨランダ)により甚大な被害を受けたことから、その市庁舎建設復旧を行うものであり、日本政府からフィリピン公共事業道路省に対し5.07億円の資金を拠出しました。被災後から現在に至るまで、簡易な仮設施設を利用し行政サービスを提供していますが、吹きさらしの環境下のため、降雨時や台風発生時の行政サービスに支障が生じていました。今後、今回の引渡式典を行った市庁舎を核として、当該地域における避難所機能の強化および行政サービスの向上を図り、脆弱性の克服と生活・生産基盤の安定に寄与することが期待されます。

「台風ヨランダ災害復旧・復興計画」では、今回引渡を行う市庁舎復旧の他、台風ヨランダの被災地域において、災害に強い社会の形成に向けた医療施設、小学校等の社会インフラや空港、電力等の経済インフラ、気象レーダー等の防災インフラの早期復旧・復興等を支援しています。これにより、フィリピン政府が進めている災害に強い社会の形成に貢献するとともに、フィリピンの持続的経済成長及び我が国との緊密な経済関係が維持・促進されることが期待されます。