宮腰光寛内閣総理大臣補佐官(農林水産物の輸出振興担当)によるフィリピン訪問



 

5月31日から6月2日にかけ,日本より宮腰内閣総理大臣補佐官ほか7名が,日本産農林水産物・食品の輸出促進に関し,政府関係者等と意見交換を行うため,フィリピンを訪問しました。エマニュエル・ピニョール農業大臣との会談のほか,当地日系企業との意見交換を行いました。

農業大臣との会談では,福島第一原子力発電所事故に伴う日本産食品に対する輸入規制に関し,昨年11月,EUが一部の品目を除き輸入規制を緩和したこと等を例に挙げながら,科学的な知見に基づき,早期の輸入規制の撤廃を要請しました。また,日本及びフィリピンにおける稲作の現状や農業機械化等についても意見交換を行いました。

当地に進出している日系企業との意見交換では,羽田在フィリピン日本大使も交え,日本産農林水産物・食品の輸出を拡大する上での課題等について活発な議論が行われ,日本政府としても,課題解決に向け積極的に取り組んでいく旨,述べられました。

また今回,フィリピン初の「日本産食材サポーター店」として,飲食店から満福ステーキハウス,日本産加工食品の輸入・流通を手がけるマディソン・スクエア・マーケティング,小売大手のランドマークの3店が認定され,これらを視察するとともに,日本貿易振興機構(JETRO)主催による認定証の授与式に参加しました。

現在,日本では2019(平成31)年までに農林水産物・食品の年間輸出額1兆円目標の達成に向け,各種輸出促進事業に取り組んでいますが,フィリピンにおける日本産農林水産物・食品については,フィリピンからの訪日観光客の増加とも相まって,日本食への需要が拡大しています。こうした機会を捉え,今後とも当地における日本食文化への理解が進み,日比友好関係がより良いものとなることが期待されます。