ホーム - 在フィリピン日本国大使館よりのお知らせ

平成21年04月28日

大使館からのお知らせ(新型インフルエンザの発生について)


在留邦人の皆様へ

 

 

2009年04月28日

在フィリピン日本国大使館

 

 

27日、当館からのお知らせにて、「メキシコ及び米国におけるインフルエンザ様疾患の発生」についてお伝えしたところですが、同日、世界保健機関(WHO)において専門家による緊急会合が開催され、その結果を踏まえて公表されたWHO事務局長のステートメントの中で、継続的にヒトからヒトへの感染がみられる状態になったとして、「フェーズ4」宣言が正式になされました。

 こうした事態を受け、日本の厚生労働省も28日朝、メキシコ、アメリカ、カナダにおいて、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(以下感染症法)に規定する新型インフルエンザ等感染症が発生したと宣言しました。

 つきましては、関連情報を以下のとおり、お伝えしますので、ご参考にされたく、また、皆様におかれましても、引き続き、冷静に事態の推移及び関連情報にご注意願います。

 

1.フィリピンの状況

 フィリピンにおいては、現時点で、かかる症例の発生の報告に接していません。 しかしながら、フィリピン政府としては27日、水際対策を強化するとして、空港等における感染地域からの検疫措置を強化した(検疫マットの敷設、サーモグラフィーによる発熱者確認等)他、感染地域からの豚肉の輸入を一時的に禁止するともに、国民に対して、感染地域への不要不急の渡航を自粛するよう求めています。

 

2.日本の状況

(1) 外務省は28日、メキシコに対して、「 感染症危険情報」を発出しました。 ポイントしては、渡航者向けに、「不要不急の渡航は延期してください。」、在留邦人向けに、「不要不急の外出は控え、十分な食料・飲料水の備蓄とともに、安全な場所にとどまり、感染防止対策を徹底してください。今後、出国制限が行われる可能性又は現地で十分な医療が受けられなくなる可能性がありますので、メキシコからの退避が可能な方は、早めの退避を検討してください。」としています。

詳細は、下記ホーム・ページを参照願います。

http://www.pubanzen.mofa.go.jp/

(2)また、外務省は豚 インフルエンザ電話相談窓口(24時間対応)を以下のとおり、設置しています。

 【電話番号】 +81-3-5501-8000

 【内  線】 4625、4627、4629

(3)厚生労働省は28日、上記のとおり、新型インフルエンザの発生に関する宣言を行い、感染症法及び検疫法に基づく、新型インフルエンザの蔓延防止のため必要な措置を講じるとしています。

(4)内閣府食品安全委員会は、豚肉の安全性について、以下のような見解を示しています。

○豚肉・豚肉加工品を食べることにより、豚インフルエンザがヒトに感染する可能性は、以下の理由からないものと考えています。

・豚肉は、従来から食中毒防止の観点から十分加熱するよう言われていること。

・万一、ウイルスが付着していたとしても、インフルエンザ・ウイルスは熱に弱く、加熱調理で容易に死滅すること(米国疾病管理予防センターによれば、中心温度71℃での調理により、豚インフルエンザ・ウイルスは死滅する由。)。

・万一、ウイルスが付着していたとしても、インフルエンザ・ウイルスは酸に弱く、胃酸で不活性化される可能性が高いこと。

 

3.皆様へのお願い

 当館としましては、引き続き情報収集に努め、在留邦人の皆様への迅速な情報提供を行っていきますが、皆様におかれましても、関心を持って情勢を注視頂くようお願い致します。

 加えて、以下の点にご留意下さい。

○正確な情報に基づき冷静に対応することが最も大切。

○メキシコ等の発生国への渡航を避けることを検討願いたいこと。

○感染防止の基本は、マスクや手洗い、うがい、人混みを避けるといった日常的な個人予防策が極めて重要であること。


(c) Embassy of Japan in the Philippines