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平成21年11月05日

平成 20 年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力

「イロイロ州パッシ市サルンガン集落有機栽培米収穫後処理施設整備計画」

引渡式典

 

 

 

 

11 月 4 日、桂誠駐フィリピン大使は、平成 20 年度草の根・人間の安全無償資金協力で供与された「 イロイロ州パッシ市サルンガン集落有機栽培米収穫後処理施設整備計画 」の引渡式典に出席しました。この式典にはチャベス・パッシ市長、フィリピン農業省、農地改革省関係者をはじめ、本件被供与団体である「農地改革・農村開発センター(以下、CARRD)」のネルバ事務局長等が出席しました。

 

 本事業は、本年 3 月 19 日に署名式が行われており、供与額は44,422米ドル(約400万円)です。

 

(案件概要)

パナイ島イロイロ州の州都イロイロ市の北部に位置するパッシ市は、コメの産地として知られています。近年では、フィリピン政府の推進する包括的農地改革計画(CARP)に基づき、土地を所有していない農民を対象に農地配分を実施しました。一方で、こうした農民たちが生産物の質や生産性を向上させ、所得の増加を達成していくために、総合的な支援を行っていくことが課題となっています。

本事業は、同地域において、在来品種のコメ栽培を実施している農民により構成される 108 名のグループを対象としており、精米施設、倉庫、乾燥施設を建設し、品質の良い有機栽培米を安定して出荷する施設を整備することで、有機栽培米の振興を目指すものです。また、事業の一環としてCARRDと協力関係にあるフィリピン稲研究所が、各種農業技術研修を行い、優良種子の供給を実施する他、民間企業の協力による有機栽培米のマーケティング強化も図られることになっています。

 

 

 

 

(c) Embassy of Japan in the Philippines