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平成21年11月20日

平成20年度日本NGO連携無償資金協力「ヌエバ・ビスカヤ州重要水源地における住

民参加型森林管理支援プロジェクト(第2年次)」における小規模灌漑施設 引渡式典

 

 

 

 

2009 年 11 月 19 日(木)、ヌエバ・ビスカヤ州カヤパ町において、日本 NGO 連携無償資金協力「ヌエバ・ビスカヤ州重要水源地における住民参加型森林管理支援プロジェクト(第2年次)」により供与された小規模灌漑施設の引渡式典が行われ、野田亮二参事官が出席しました。

 

ヌエバ・ビスカヤ州は、豊かな森林資源と生態系が息づくカラバロ山脈をまたぎ、大穀倉地帯の水源であるマガット川とカガヤン川の流域に位置しています。しかし、違法伐採や焼き畑が横行し、また、森林管理が十分でなかったことから、同州の森林は荒廃の一途を辿っています。このため、フィリピンの穀倉を潤すべき水源が干ばつの影響を受けやすくなっているのみならず、地域住民は土石流・洪水災害等に直面しています。

こうした中、日本のNGOであるジーエルエム・インスティチュートは、2002年以降、ヌエバ・ビスカヤ州において、地域住民主体の森林保全組合の創設・育成、山間地居住者の生計向上を通じた違法伐採等の抑止を実施してきました。

こうした経験の蓄積を活かし、第1年次事業においては、同州4町村において、バランガイの住民を中心とした、持続可能な農業・森林管理技術の普及を通じた森林保全強化の取り組みを進めてきました。

第2年次事業においては、173,131米ドル(約19,564千円)を供与し、これまでの取り組みをさらに拡大させるほか、環境保全型農業の定着、小規模かんがい施設の整備等を進めており、今回の小規模灌漑施設の整備により、安定的な用水の供給が得られるとともに持続可能な営農がなされることとなります。

 

我が国は、比政府の「地域住民主体の森林管理プログラム」を通じた森林保全の取り組みを、円借款事業や技術協力等ODAを通じて一貫して支援してきており、本事業はこうした方針に合致するものです。

 

 

(c) Embassy of Japan in the Philippines