３月２５日、桂誠駐フィリピン大使は、マニラにおいて、今年度のＪ－ＢＩＲＤ（ Japan-Bangsamoro Initiatives for Reconstruction and Development ）関連の 草の根・人間の安全保障無償資金協力 案件９件について、各被供与団体の代表との間で、贈与契約に署名しました。署名式には、デレス和平プロセス担当大統領顧問、ユーソフ国際監視団（ＩＭＴ）団長、ヤコブ・バンサモロ開発庁（ＢＤＡ）事務局長他が列席しました。
Ｊ－ＢＩＲＤは、我が国によるミンダナオの和平と復興に資する支援の総称です。今回の草の根・人間の安全保障無償資金協力による９事業の支援は、Ｊ－ＢＩＲＤの一環として実施されるものです。なお、これまでにＪ－ＢＩＲＤの下、実施されている事業の概要に関しては、別紙１をご参照下さい。
９件の内訳は、学校・教室建設５件、職業・人材育成施設建設２件、海上教育施設建設１件、収穫後施設整備１件です。これら９件の事業実施により、草の根レベルで多くの地域住民が裨益し、人間の安全保障の観点からも高い効果を上げることが期待されます。なお、それぞれの案件の概要については、別紙２をご参照ください。
別紙１：Ｊ－ＢＩＲＤ（概要）
別紙２： 平成２２年度対フィリピン草の根・人間の安全保障無償資金協力案件リスト（J-BIRD）
