平成２３年８月２６日
在フィリピン日本国大使館
１ ２６日，外務省はフィリピン（ルソン地域，特に北部地域）及び台湾への渡航・滞在を予定される方に対し，台風１１号の接近に伴う注意喚起を促す渡航情報（スポット情報）を発出しました。渡航情報の内容については，外務省海外安全ホームページ ( http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2011C288 )
をご覧下さい。
２ 台風１１号（フィリピン名：ＭＩＮＡ）の情報
＜フィリピン気象庁（ＰＡＧＡＳＡ）２６日午前５時（フィリピン時間）発表＞
台風１１号（ＭＩＮＡ）は，２６日午前４時現在， Aurora 州 Casiguran 東方１７０ｋｍの太平洋上（北緯１６．５度，東経１２４．０度）にあり，中心付近の最大風速約４２メートルの勢力を保ちながら，時速９キロのスピードで北西に進んでいます。
【参考】日本気象庁の情報 ＜２６日午前９時４０分（日本時間）発表＞
＊強さ：中心気圧の９３０ヘクトパスカル，中心付近の最大風速５０ｍ／ｓ
（中心付近の最大瞬間風速７０ｍ／ｓ，２５ｍ／ｓ以上の暴風域：全域１５０
ｋｍ，１５ｍ／ｓ以上の暴風域：全域３００ｋｍ）
＊進行方向，早さ：北北西，ゆっくり
３ 台風接近に伴う留意事項
• フィリピン気象庁では，台風の進路になることが予想されるルソン島北部の各州に以下のとおり警報シグナル（注意度：最高レベルはシグナル４）を発出しています。
シグナル３ Isabela 州， Cagayan 州， Aurora 州北部
シグナル２ Batanes 州， Calayan 州， Babuyan 州， Apayao 州， Kalinga 州， Quirino
州，北部地域を除く Aurora 州
シグナル１ Ilocos Norte 州， Abra 州， Ilocos Sur 州， Mountain Province 州，
Benguet 州， Ifugao 州， Nueva Vizcaya 州， Nueva Ecija 州
• フィリピン気象庁が警報シグナルを発出していることを踏まえ，特に台風の進路になることが予想される地域にお住まいの在留邦人の皆さまにおかれましては，大雨や強風に伴う洪水や土砂崩れに十分注意してください。また，台風に伴う各種交通機関に混乱が生じる可能性がありますので，ご利用の予定のある方は予め運行状況を交通各社に確認の上，移動されることをお勧めします。
以上
