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平成24年09月18日

 

大使館からのお知らせ

(銃・爆発物を使用した犯罪への注意喚起)

 

 

平成24年9月18日

在フィリピン日本国大使館

 

 

*本お知らせにつきましては,ご本人はもとより,家族内,組織内で共有されると共に,お知り

合いの方にもお伝えいただけますよう御協力をよろしくお願いいたします。

 

 

1  フィリピンにおいては,銃や手榴弾等爆発物が使用される犯罪が少なくありませんが,先週来,マニラ首都圏では,銃を使用した事件が次のとおり相次いで発生し,日本人を含む外国人も被害に遭っています。

(1)13日(木)未明,マニラ市内サンパロック地区路上で邦人男性が自分の所有するバイクを奪おうとした2人組に銃撃される。

(2)14日(金)午前10時過ぎ,マニラ首都圏モンテンルパ市の商業施設「アラバン・タウンセンター」で警備員と強盗団による銃撃戦が発生し,強盗団1人死亡,警備員6人負傷。さらに,この銃撃戦からまもなく,同センターから約500メートル離れた銀行に爆発物が投げ込まれ4人が負傷。

(3)14日(金)昼過ぎ,首都圏マニラ市パコ地区べニトス通りで,女性2人組から金品を奪った強盗2人組を警察官が射殺。

(4)17日(月)午後8時頃,マニラ市内エルミタ地区アドリアティコ通りでタクシー乗車中の豪州人男性が何者かに銃撃される。

 

2 つきましては,日常使用する商業施設,外国人の利用も多い繁華街等においても,拳銃・爆発物を使用する事件が発生し,直接のターゲットではなくても,巻き込まれるおそれもあることに十分注意し,万が一,こうした事態に遭遇した場合は次の点に気をつけ,慎重に行動するようお願い致します。

(1)フィリピンにおいては,武器,特に銃を用いた犯罪が多い事を念頭に,万が一,銃を所持した犯人に遭遇した場合でも,生命の安全を第一に抵抗はしない。

(2)商業施設,繁華街等で銃声や爆発音を聞いた場合の対応

  ア ただちに現場から離れる。

  イ 逃げることができない場合はその場に伏せる。また,壁の後ろに隠れるなどして銃声や爆発音等がやむのを待って,状況が沈静化し    た後に現場から離れるようにする。

 

 

以上