ホーム - 在フィリピン日本国大使館よりのお知らせ

平成27年10月09日

 

フィリピン:ミンダナオ地方北サンボアンガ州における外国人誘拐の発生に伴う注意喚起

 

 

 

1 10月7日夕(当地時間),ミンダナオ地方北サンボアンガ州ディポログ市のレストランで,経営者のイタリア人男性が武装集団に拉致される事件が発生しました。

 

2 本事件の詳細は現地治安当局が捜査中ですが,ミンダナオ地方では,9月21日にもダバオ州サマル島のリゾート施設を武装グループが襲撃し,複数の外国人が拉致される事件が発生(http://www.ph.emb-japan.go.jp/pressandspeech/osirase/2015/092215.html参照)したほか,イスラム過激派組織アブ・サヤフ・グループ(ASG)やその関連組織によるとみられる身代金目的の誘拐・拉致事件,さらには共産系反政府武装組織(新人民軍/NPA)による拉致・襲撃事件が多く発生しています。

 

3 ついては,上記の情報等も踏まえ,北サンボアンガ州を含むミンダナオ西部地域については,危険情報「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」が発出されていますので,これらの地域への渡航は目的の如何を問わず控えてください。

また,一部地域を除き,ミンダナオ東部地域には「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」が発出されていますので,これらの地域への不要不急の渡航は中止してください。やむを得ずこの地域に渡航・滞在する場合には,できるだけ目立たないようにする,テロの標的となり得るような治安機関等に加え,外国人や不特定多数の人が集まる場所(リゾート施設,公共交通機関,公共施設,レストラン,ショッピングモール,ナイト・クラブ等)に可能な限り近づかず,家族や所属企業に行動予定を知らせておく,緊急時の連絡手段を携行するなど,必要な安全対策を取ってください。

 

フィリピン「海外安全情報」:
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?id=013&infocode=2015T094#ad-image-0

 

4 なお,誘拐等の対策に関しては,以下も併せてご参照ください。

 

(1)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」

(2)パンフレット「海外における脅迫・誘拐対策Q&A」

http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html  に掲載。)

 


| 法的事項 | アクセシビリティについて | プライバシーポリシー |

Copyright (C): 2015在フィリピン日本国大使館