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平成22年01月19日

平成21年度草の根・人間の安全保障無償資金協力

「ビリラン州カイビラン町における河川堤防建設計画」

贈与契約署名式

 

 

 

エスピーナ・ビリラン州知事と握手を交わす桂大使(中央)。契約署名式には同

州及び大使館関係者が同席。

 

1月1 9 日、 桂誠駐フィリピン大使は、日本大使館において、ビリラン州のエスピーナ州知事 との間で、標記案件に係る贈与契約に署名しました。

 

本件の供与額は、57,930米ドル ( 約590万円)です。

 

(案件概要)

レイテ島北部に位置するビリラン州は、琵琶湖と同程度の面積の島(ビリラン島)から成る、人口14万人の州です。同州は台風常襲地域に当たり、特に本件事業地であるカイビラン町は、サマール海とティナゴ川に囲まれた低湿地にあり、ティナゴ川が頻繁に氾濫し、家屋の浸水や倒壊、感染症の蔓延などが深刻な問題となっています。

 

本件事業は、ティナゴ川沿いの堤防が未整備の150メートルについて河川堤防を新たに建設するもので、同事業の完成により、水害に恒常的に悩まされてきた住民720世帯余りが安全で生産的な生活を送れるようになることが期待されています。

 

(c) Embassy of Japan in the Philippines