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平成22年01月21日

平成22年度日本NGO連携無償資金協力

「 ツマナ小学校増築計画 」引渡式

 

 

 

 

1月21日、城野晴裕在フィリピン大使館一等書記官は、ブラカン州サンタマリア町において行われた「ツマナ小学校増築計画」の引渡式に出席しました。式典には、サンタマリア町のプラトー副町長や本件事業の被供与団体である「(特活)愛知レスキュー」の安藤好実理事長も出席しました。

 

 本件事業は、昨年7月12日に署名式が行われたものであり、供与額は49,005米ドル(約460万円)です。これにより、ツマナ小学校に通う約1000名の小学校児童の学習環境の改善が期待されます。また、こうした草の根レベルの活動への支援を通じて、日比両国民間の友好と両国間の戦略的パートナーシップが更に深まることが期待されます。

 

(案件概要)

ブラカン州サンタマリア町のツマナ小学校では、マニラ首都圏からの移住者の増加や、私立から公立に転校する生徒の増加のため、生徒数が増大しています。そのため、教室が不足し、校舎のひさしにトタンの屋根をつけた部屋を教室として利用せざるを得ない状況でした。本件事業により、一階建て3教室の校舎を増築し、150脚の生徒用机付き椅子を供与しました。

 

(c) Embassy of Japan in the Philippines