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平成22年02月07日

WFP経由フィリピン・ミンダナオ紛争影響地域における食糧支援

 

日本政府は、WFPに拠出している国際緊急食糧リザーブのうち、70万ドルをフィリピン・ミンダナオ紛争影響地域における食糧支援に割り当てることを決定しました。本資金を使用した活動は、WFPフィリピンにより実施されることになります。

 

本資金は、紛争で影響を受けた国内避難民、帰還民への食糧配布、特に最も栄養が必要な国内避難民のうち 24 ヶ月未満の乳幼児や妊婦等への食糧配布を行うとともに、国内避難民、帰還民の生活・生計向上のための支援として、学校へ登校した子供に食糧を配布する Food for Work 、道路や灌漑施設の整備を行う対価として食糧を配布する Food for Work 、様々な仕事を行うための技術を習得するための Food for Training などの活動に使用されます。

 

日本政府は、WFPフィリピンに対し、 2005 年度からミンダナオ紛争影響地域住民への緊急食糧支援として総額約1千2百万ドルを拠出するとともに、 草の根・人間の安全保障無償資金協力事業による学校建設などミンダナオ紛争影響地域の復興と開発に資する援助を行っています。

 

( 了 )

 

(c) Embassy of Japan in the Philippines