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平成22年06月28日

フィリピン共和国に対する無償資金協力(人材育成奨学計画( JDS ))に関する

交換公文署名式

 

 

 

6月28日(火曜日)、フィリピンの首都マニラにおいて、日本側卜部敏直駐フィリピン国大使とフィリピン側アルベルト・デルロサリオ外務大臣(Mr. Albert F. Del Rosario, Secretary of Foreign Affairs)との間で、人材育成奨学計画(the Project for Human Resource Development Scholarship, JDS)(供与限度額2億6200万円)に関する交換公文の署名式が行われました。

 

この交換公文の署名により、日本は平成23年度に日本の大学院に入学する JDS 生(第9陣)を受け入れます。 JDS は日本の ODA 予算により2002年からフィリピンを含む11カ国で実施されています。

 

人材育成奨学計画は、フィリピンの若手行政官等が日本に留学するのに必要な資金を供与するものです。この協力により、ガバナンス支援、農業・農村開発、財政改革・投資促進政策、ミンダナオにおける地域開発行政などの分野における将来を担う指導者が輩出されること、二国間の相互理解や知的ネットワークの形成促進が期待されます。これまで、フィリピンからは、平成22年度に訪日した20人を含め179人の JDS 生が訪日しています。

 

 

(c) Embassy of Japan in the Philippines