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平成24年07月19日

 

フィリピン共和国に対する無償資金協力(人材育成奨学計画( JDS ))に関する

交換公文署名

 

 

 

7月17日(火曜日)、マニラにおいて、日本側卜部敏直駐フィリピン国大使とフィリピン側アルバート・デル・ロサリオ外務大臣(Mr. Albert F. Del Rosario, Secretary of Foreign Affairs)との間で、無償資金協力「人材育成奨学計画」(the Project for Human Resource Development Scholarship, JDS)(供与限度額2億5,800万円)に関する交換公文の署名が行われました。

 

この交換公文の署名により、日本は平成24年度に日本の大学院に入学する JDS 生を、フィリピンの予算管理省、国家統計局、会計検査院等から20人受け入れます。 JDS は日本の ODA 予算により2002年からフィリピンを含む11カ国で実施されており、フィリピンからは、これまで199人のJDS生が訪日しています。

 

人材育成奨学計画は、フィリピン若手行政官等が2年間の研修として日本に留学するために必要な資金を供与するものです。この協力により、ガバナンス支援、農業・農村開発、財政改革・投資促進政策、ミンダナオにおける地域開発行政などの分野における将来を担う指導者が輩出されること、二国間の相互理解や知的ネットワークの形成促進が期待されます。