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平成24年08月23日

 

平成24年度日本NGO連携無償資金協力

「ピネダ-グティエレス小学校増築計画」

贈与契約署名式

 

 

 

  

 

 

 

 

8月23日、卜部敏直駐フィリピン大使は、日本大使館に於いて、「(特活)愛知レスキュー」の安藤好実理事長との間で、本案件の贈与契約に署名しました。

 

パンパンガ州アンヘレス市のピネダ-グティエレス小学校は、700名以上の生徒を擁していますが、教室数が8室しかないため2部制を導入しており、結果として生徒が教室を利用できる時間が短くなっているうえに、2部制にも拘わらず教室の混雑が解消されていません。また、トイレも校内に1つしかなく、学習環境を損ねています。

 

本プロジェクトでは、二階建て4教室の校舎を増築し、180脚の生徒用机付き椅子、黒板、及び教員用の机・椅子を購入します。さらに、トイレを4基購入します。これにより、ピネダ-グティエレス小学校に通う約700名の児童の学習環境の改善が期待されます。

 

本案件の供与額は、107,645米ドル(約872万円)です。

 

 日本NGOによる途上国での開発事業を支援する日本NGO連携無償は、2002年から開始されました。フィリピンでは、現在までに計29件の事業を支援してきており、支援総額は約3億8千万円に上っています。 本件事業は我が国とフィリピンとの間の戦略的パートナーシップを更に強化することにも資するものです。