卜部大使と候補者達
決意を胸に秘めつつ明るい笑顔
日本語講師も張り切っています
卜部敏直駐フィリピン大使は、１２月６日（木）、技術教育技能開発庁（ＴＥＳＤＡ）本部（タギグ市）において行われた訪日前日本語研修開講式（日比経済連携協定の下で来年６月に訪日予定の看護師・介護福祉士候補者向け）に出席しました。この式典にはカクダック海外雇用庁（ＰＯＥＡ）長官、イサクＴＥＳＤＡ副長官、パスクァ同副長官をはじめとする関係者が列席しました。
日比経済連携協定によるフィリピン人看護師・介護福祉士候補者の訪日の枠組みは、フィリピン人看護師・介護福祉士候補者が日本に入国後、先ず６カ月間の日本語研修を受講し、その後、日本の病院及び介護施設に配属され、それぞれ看護師・介護福祉士の指導の下、働きながら日本の国家試験合格を目指すというものです。本件訪日前日本語研修は、フィリピン人候補者の日本語能力向上のため、日比経済連携協定で定められた日本入国後の６カ月の日本語研修とは別に、日比両政府が共同で実施するものです。これにより、フィリピン人候補者は、日本の病院及び介護施設に配属される前に、合計で１２カ月の日本語研修を受講することとなり、候補者の日本語能力向上が期待されます。
１４８人のフィリピン人看護師・介護福祉士候補者は、１２月５日から翌年６月７日まで、ＴＥＳＤＡ語学研修センターで本件訪日前日本語研修を受講した後、６月下旬に訪日する予定です。
