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平成25年1月29日

 

被災地の高校生によるODAの現場訪問と青年交流

 

 

1月29日、「キズナ強化プロジェクト」としてフィリピンに滞在中の白石工業高等学校(宮城県)の生徒14名が、日本のODAで校舎を整備したマリア・クララ中等学校を訪問し、被災地の復興をアピールするとともに、フィリピンからの支援に対する感謝を表明しました。

 

平成22年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「マリア・クララ中等学校における校舎建設計画」は、カロオカン市に所在するマリア・クララ中等学校において、 1校舎10教室を建設し、また生徒用机付き椅子500台及び教員用机・椅子10セットを整備することで、教室の混雑と備品の不足を解消し、2000名を超える同校生徒の学習環境が適切に整備されることに貢献しました。 本件事業の供与額は、 208,219 米ドル(約1,950万円)です。同校舎の引き渡し式は、平成24年7月25日に行われ、 卜部敏直駐フィリピン国大使のほか、アルミン・ルイストロ教育大臣等が出席しました。

 

29日、白石工業高校の生徒がマリア・クララ中等学校に到着すると、同中等学校の生徒が、歌とダンスで歓迎しました。同高校の生徒からは、日本の文化や、震災の被害と復興状況についてのプレゼンテーションを行いました。その後、草の根無償により整備された校舎の視察を行いました。

 

 

 

 

 

 

白石工業高校の生徒は、「キズナ強化プロジェクト」として、日本再生に関する外国の理解増進のためフィリピンに派遣されており、1月24日から2月1日までフィリピンに滞在しています。

 

東日本大震災後、フィリピンは日本の被災地に対し、食料、タオル、マット、マスク等の援助物資を提供し、また医療チームも派遣しています。

 

 

 

以上