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平成25年11月19日

 

フィリピン中部における台風被害に関する

国際緊急援助隊・医療チームの活動

(サマール島バセイへの活動拡大)

 

 

  1. ビサヤ地方に甚大な被害をもたらした台風30号(ヨランダ)を受け、15日からレイテ島タクロバンにおいて診療活動を行っている国際緊急援助隊・医療チームは、タクロバンに加え、18日からサマール島バセイのバセイ地域病院(Basey District Hospital)での活動も開始しました。

  2. 同病院は強風被害で屋根の大半を失いましたが、一部屋根が残った部屋で医師1名及び看護師1名が被災以来休まずに診療を続けています。1日に約50名から60名が来院する現地の医療ニーズに対応するため、またフィリピン保健省の要請を受け、国際緊急援助隊・医療チームはこの度同病院でも活動を行うこととしたものです。

 

【参考】国際緊急援助隊・医療チーム
国際緊急援助隊・医療チーム(第1次隊)は医師、看護師等を中心とした27名で構成されています。11月15日に29名、16日に156名、17日に159名、18日に137名と、18日までにタクロバンにおいて481名の患者を診療してきています。第2次隊は、11月20日にフィリピンに到着し、第1次隊と交替する予定です。

 

 

 

( 了 )