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平成25年2月11日

 

平成24年度日本NGO連携無償資金協力

「 ヌエバビスカヤ州における有機・減農薬農産物の生産を通じた

貧困農民の生計向上支援(第2年次) 」

贈与契約署名式

 

 

2月8日、卜部敏直駐フィリピン大使は、日本大使館において、「(特活) ジーエルエム・インスティチュート 」の 河辺亮輔事務局主任 との間で、本件事業の贈与契約に署名しました。

 

資金供与額は、273,495米ドル(約2千2百万円)です。

 

 

(案件概要)

 ヌエバビスカヤ州の農民に対して、有機・減農薬栽培の技術向上と農産物の販売ルートの構築を支援する本件プロジェクト1年次は成果を上げてきた。2年次では、有機・減農薬栽培を通じた貧困脱却をさらに確固たるものとすべく、生産・販売組織の立ち上げ、生産者の能力向上、参加型有機認証制度の推進、販路拡大のための取り組みを実施する。 

 

 なお、本団体は、 2002 年からヌエバ・ビスカヤ州において森林保全活動を実施。 2008 年度から三カ年、日本 NGO 連携無償資金協力「ヌエバ・ビスカヤ州重要水源地における住民参加型森林管理プロジェクト」を実施。

 

 日本NGOによる途上国での開発事業を支援する日本NGO連携無償は、2002年から開始されました。フィリピンでは、現在までに計32件の事業につき贈与契約が締結されており、支援総額は約4億9千万円に上っています。 本件事業は我が国とフィリピンとの間の戦略的パートナーシップを更に強化することにも資するものです。

 

 

以上