今般、 フィリピン政府から、ASEAN+3 緊急米備蓄制度( APTERR : ASEAN Plus Three Emergency Rice Reserve )事務局を通じて、ドナー国である我が国に、 APTERR の枠組みを活用して、台風30号(ヨランダ)により被害を受けた被災者に対して緊急支援を行うよう要請がありました。
これに対して、我が国は、支援の緊急性を踏まえ、我が国 APTERR への拠出金を活用し、フィリピン政府に対し50万ドル相当のコメ現物支援を実施することを決定しました。
参考1.ASEAN+3緊急米備蓄(APTERR)について
(農林水産省ホームページ)
http://www.maff.go.jp/j/seisan/boueki/higasi_asia/index.html
<添付資料>
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/boeki/pdf/131122-01.pdf
参考2.我が国の台風30号被害に対する主な対応
国際緊急援助隊・医療チーム及び自衛隊部隊の派遣並びに今回APTERRを通じた支援に加え,以下を決定(計約5,210万ドル(約52.1億円)。
(1)緊急無償資金協力 3000万ドル(約30億円)
(2)緊急援助物資 6000万円相当
(3)我が国NGO(ジャパン・プラットフォーム)からの支援 約150万ドル(1.5億円)
(4)アジア開発銀行(ADB)貧困削減日本基金を通じた緊急支援 2000万ドル(約20億円)
( 了 )