今般,我が国は,台風30号(フィリピン名:ヨランダ)による甚大な被害に対する支援として、国際緊急援助隊・医療チーム第三次隊を派遣することを決定しました。同チームは,29日にフィリピンに到着する予定です。
第三次隊は,現在レイテ島タクロバン市を拠点に活動中の国際緊急援助隊・医療チーム(第二次隊)と交代し,同市近郊を含め、引き続き医療活動を行う予定です。
【参考】フィリピンにおける国際緊急援助隊の活動
(1)医療チーム(第一次隊及び第二次隊):診療人数(15日~26日)計1,519名
(2)専門家チーム:26日,先遣隊フィリピン到着。12月2日に本隊チームが到着予定。
【参考】我が国の台風30号被害に対する主な対応
国際緊急援助隊(医療チーム及び専門家チーム),自衛隊部隊の派遣に加え,以下を決定(計約5,310万ドル(約53.1億円))
(1)緊急無償資金協力 3000万ドル(約30億円)
(2)緊急援助物資 6000万円相当
(3)我が国NGO(ジャパン・プラットフォーム)からの支援 約150万ドル(1.5億円)
(4)アジア開発銀行(ADB)貧困削減日本基金を通じた緊急支援 2000万ドル(約20億円)
(5)ASEAN+3緊急備蓄米支援 50万ドル(約5000万円)
(6)国際労働機関(ILO)を通じた雇用創出・職業訓練支援 50万ドル(約5000万円)
( 了 )