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平成25年2月26日

 

日比経済連携協定に基づく看護師・介護福祉士候補者の滞在期間の延長について

 

 

 

26日、日本政府は、経済連携協定に基づく看護師・介護福祉士候補者の特例的な滞在期間の延長について閣議決定を行いました。

 これにより、平成22年度(第2陣)、平成23年度(第3陣)及び平成24年度(第4陣)に入国したフィリピン人候補者について、一定の条件を満たす場合には、協定に基づく滞在期間を超えて、追加的に滞在期間を1年間延長できることとなります。

 これまで日本政府は、受入れを改善するために、国家試験の見直しや学習支援、訪日前日本語研修等に取り組んできました。しかしながら、6カ月間の訪日前日本語研修が開始されたのは、平成25年度に入国予定の第5陣からであること等をふまえ、それ以前の候補者については、協定上の義務を超えて日本側として特別の配慮をすることとなりました。

 なお、平成21年度に入国したフィリピン人候補者第1陣については、平成23年3月11日の閣議決定によって同様の措置を講じています。

 本年の国家試験の結果については、3月25日に看護師国家試験、28日に介護福祉士国家試験の合格発表がそれぞれ予定されています。

 

 

 

(了)