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平成25年3月6日

 

草の根・人間の安全保障無償資金協力

「西ネグロス州におけるレモングラスオイル蒸留施設建設計画」

贈与契約署名式

 

 

 

 

3月5日、卜部敏直駐フィリピン大使は、日本大使館において、被供与団体である 新たな先住民開発のための基金のイゼンガ会長 との間で、標記案件に係る贈与契約に署名しました。

 

 

資金供与額は、76,722 米ドル(約621万円) です。

 

 

 

(案件概要)

 西ネグロス州カウアヤン町マンブグサイ村は、同州の他の地域と異なり土地がサトウキビ栽培に適しておらず、貧困に悩まされています。同地域の貧困問題に対処すべく、 新たな先住民開発のための基金は、代替作物として、同地域により適した作物であるレモングラスの栽培に着目しました。

 

 

 

同事業では、草の根・人間の安全保障資金協力により、 レモングラスオイルを精製するための機材を導入するとともに同機材を設置する施設を建設し、さらにレモングラスを運搬するための車両1台を整備します。本件事業を通じて農民の収入が向上することで、同地域の教育及び保健の向上にも繋がるものと期待されます。

 

( 了 )