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平成25年3月6日

 

草の根・人間の安全保障無償資金協力

「北サマール州カタルマン町における住血吸虫症対策を目的とした

専門クリニック建設・機材整備計画」

贈与契約署名式

 

 

 

 

３月５日、卜部敏直駐フィリピン大使は、日本大使館において、被供与団体であるカタルマン町政府のカルピオ２世町長との間で、標記案件に係る贈与契約に署名しました。

 

 

 

資金供与額は、６９，０１１ 米ドル （約５５９万円） です。

 

 

（案件概要）

 

北サマール州カタルマン町では、農民の約１割が農耕地に潜む住血吸虫症に罹患しているとされています。住血吸虫症の蔓延は、保健上の問題となっているだけでなく、地域の経済発展の妨げにもなっていますが、同町の持つ予算では、住血吸虫症をコントロールすることは困難です。

 

 

 

本件事業では、専門クリニックを建設して、住血吸虫症対策を目的とした専用機材およびその他の関連医療機材を整備します。本件事業により、より正確かつ効率的な住血吸虫の検出、及びより効果的な治療および感染予防が実現し、１万人を超える住人が裨益することが見込まれます。

 

( 了 )