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平成25年3月6日

 

草の根・人間の安全保障無償資金協力

「キリカオ中等学校における教室整備計画」

贈与契約署名式

 

 

 

 

3月5日、卜部敏直駐フィリピン大使は、日本大使館において、被供与団体である キリカオ中等学校のベルジカ校長代行 との間で、標記案件に係る贈与契約に署名しました。

 

 

資金供与額は、120,659 米ドル(約977万円) です。

 

 

(案件概要)

 

 2009年の設立以来、キリカオ中等学校はダラガ町の7つの村の子どもたちを受け入れてきており、その入学者数は年々増加しています。その結果、 キリカオ中等学校における授業の約半数は壁のない仮教室やテントで行われており、さらに教室内の混雑にも直面しています。年間20もの台風が近づく同地域にあっては、雨季には特に、生徒たちは不適切な環境下での勉強を強いられています。

 

 

本件事業では、キリカオ中等学校において新たに6教室を建設し、黒板・机・椅子といった備品を整備します。本件実施により、在籍中の生徒だけでなく、学校に通っていない子どもたちに中等教育を受ける機会を付与することにも繋がることが期待されます。

( 了 )