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平成25年3月6日

 

草の根・人間の安全保障無償資金協力

「 サガイ市における圧縮積込式ごみ収集車等整備計画 」

贈与契約署名式

 

 

 

 

3月5日、卜部敏直駐フィリピン大使は、日本大使館において、被供与団体であるサガイ市政府のクエヴァ市長との間で、標記案件に係る贈与契約に署名しました。

 

 

 

資金供与額は、96,824 米ドル(約784万円) です。

 

 

 

(案件概要)

 

 

サガイ市では、所有しているごみ収集車の大半が老朽化して使用不能であり、ごみ収集車不足に直面しています。同市の予算規模では、老朽化した車両の修理や新規の車両購入ができず、結果として、保健および環境上の問題を引き起こしています。この問題に対処すべく、サガイ市は、同市に派遣されている山崎青年海外協力隊の支援も受けつつ、草の根・人間の安全保障無償資金協力に申請を行いました。

 

 

本件事業では、日本外交協会からの寄付として、愛知県豊川市及び埼玉県上尾市において廃棄処分となった2台の中古ごみ収集車がサガイ市でリサイクル利用されます。草の根・人間の安全保障無償資金協力では同車両の輸送及び部品交換等の整備、ごみ計量システムの導入にかかる費用をカバーします。本件事業により、サガイ市の公衆衛生と環境が改善し、同市に在住する12万人が裨益することが見込まれます。

 

( 了 )