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平成25年3月20日

 

草の根・人間の安全保障無償資金協力

「ラポック中央小学校における教室整備計画」

贈与契約署名式

 

 

 

 

3月19日、卜部敏直駐フィリピン大使は、マニラ首都圏において、被供与団体である 平和と開発のための青年連合のクット代表 との間で、標記案件に係る贈与契約に署名しました。

 

 

資金供与額は、108,544 米ドル(約879万円) です。

 

 

(案件概要)

 

ラポック中央小学校は、2008年のフィリピン政府軍とMILFの戦闘により校舎が破壊され、学校運営ができない状態となりました。

現在では、避難民の帰還により同校の生徒数は増加しており、過密状態が発生しています。また、竹及びヤシを材料としたきわめて簡易な造りの仮設教室を用いているため、同校の生徒は不適切な教育環境下での学習を強いられています。

 

本件実施により、現在ラポック小学校に在学中の学生429名が、安全で快適な学習環境を得ることができます。また、2008年の戦闘時に別の地域へ避難した住民が徐々に戻ってきており、今後も生徒数の増加が見込まれるため、将来のラポック小学校の生徒も裨益対象となります。

 

 

( 了 )