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平成25年3月20日

 

草の根・人間の安全保障無償資金協力

「 シャリフ・アウリヤ学園における教室整備計画 」

贈与契約署名式

 

 

 

 

3月19日、卜部敏直駐フィリピン大使は、マニラ首都圏において、被供与団体である シャリフ・アウリヤ学園のフセイン学長 との間で、標記案件に係る贈与契約に署名しました。

 

 

資金供与額は、111,207 米ドル (約900万円) です。

 

 

(案件概要)

 

シャリフ・アウリヤ学園は、貧困率の高い マギンダナオ州ダトゥ・オディン・シンスアット町 地域に所在する小中一貫校であり、貧困層の生徒を多く受け入れています。さらに、最近の和平ムードの進展もあって、今後入学者はさらに増加することが予想され、新たな教室の必要性がさらに増しています。

 

 本件事業では、同学園に中学生用の5教室を建設し、教室内の備品やトイレを併せて整備するとともに、黒板、机、椅子等を整備します。

 

本件事業により,シャリフ・アウリヤ学園に現在通学する中学生のほか、新規に校舎が建設されることで、これまで入学を断ってきた学生の数や他の学校から転入する中学生の約750名が受益することが見込まれます。

 

( 了 )