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平成25年7月18日

 

円借款「ミンダナオ持続的農地改革・農業開発支援事業」における事業開始式典

 

 

                           

伊原浩一駐ダバオ駐在官事務所長は、7月17日(水)、ミンダナオ島ダバオ市において、円借款「ミンダナオ持続的農地改革・農業開発支援事業」の事業開始式典に出席しました。式典には、アントニーノ・ミンダナオ開発大臣、パクトゥラン農地改革省次官、カフガウアン和平プロセス担当大統領顧問室局長、関係地方政府の首長他が出席しました。


本件は、平成24年3月29日に我が国とフィリピン政府の間で交換文書に署名したものであり、貸付限度額は、6,063百万円です。

 

(案件の概要)
本件は農地改革省が事業主体となり、ミンダナオ島中南部の12の特別農地改革共同体を対象とし、農村インフラ(小規模灌漑、収穫後処理施設、市場アクセス道路・橋梁、浄水施設等)整備、営農支援を行うものです。
対象地域における営農基盤の整備により、農業生産の拡大、農業生産性の向上を図り、農民の所得向上が期待されています。
比政府は、包括的農地改革計画に基づき、農地改革コミュニティー(ARC)を中心とした農地改革受益者支援を展開しており、日本政府は、こうした比政府の努力に対し、円借款事業である農地改革インフラ支援計画(ARISP)等を通じて支援を行ってきています。
本事業は、地元住民の生活条件の向上、比経済の発展に資するとともに、我が国とフィリピンとの戦略的パートナーシップの推進にも寄与するものです。

 

 

( 了 )