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平成26年03月17日

 

ノン・プロジェクト無償資金協力 「フィリピン共和国に対する洪水・台風被害対策」

に関する資機材の引渡式

 

 

 

 

3月14日、ミンダナオ島のカガヤンデオロ市において、フィリピン共和国における台風センドン被害からの復旧・復興のためのノンプロ無償資金協力のもと、浚渫機2機及び魚網の引渡式が行われ、オスカー・モレノ・カガヤンデオロ市長(Mr. Oscar Moreno, Mayor of Cagayan de Oro)と当館磯俣公使が出席しました。

 

本事業では、被災者支援のため上記の他に住宅資材の提供を行う予定であり、無償資金協力として総額6億円の支援を行っています。台風センドン被害に際しては、これまで日本政府は本事業の他、緊急援助物資の供与(約2,500万円相当)、国際機関通じた緊急無償資金協力(2百万ドル)、カガヤンデオロ水道区災害復旧支援プロジェクト(約7千8百万円)を実施しています。

 

防災及び災害対策の分野における協力は、共に自然災害多発国である日比両国間の協力の主要な柱の一つであり、本事業の実施は、両国間の戦略的パートナーシップの一層の発展に寄与するものです。最近のフィリピン国内において増大している自然災害による被災状況を踏まえ、日本政府としては、今後とも必要な支援を行っていく方針です。