ホーム - プレスレリース

平成27年08月7日

 

人材育成奨学計画(JDS)奨学生の壮行会

 


 

JDS奨学生の壮行会

 

8月6日、我が国無償資金協力による「人材育成奨学計画(JDS)」(第13バッチ)奨学生の壮行会式典がアストリアプラザ(パッシグ市)において行われ、当館榎書記官が出席しました。この式典にはツンパラン国家経済開発庁次官、クリストバル外務省外務職員局長等の比政府関係者が列席しました。

人材育成奨学計画は、フィリピンの若手行政官等を対象に1年又は2年の期間日本の大学院へ留学するための資金を無償で供与するものです。この協力により、財政政策・投資促進政策・中小企業振興、行政官の能力向上、交通インフラ、ミンダナオ地域開発/バンサモロ自治政府設立支援などの分野において将来を担う指導者が輩出されるとともに、二国間の相互理解や知的ネットワークの形成促進が期待されます。

平成27年度は、フィリピンの対象政府機関及びミンダナオ島を拠点とするNGO等から、第13バッチ奨学生として20名を受け入れます※。2002年のプログラム開始以来、これまで259人のJDS奨学生が訪日しており、今回の第13バッチ奨学生を加えると合計で279人が訪日することとなります。

※ 第13バッチ奨学生の出身機関及び受入れ大学
●出身機関 国家経済開発庁(地方事務所を含む)、フィリピン国家統計局、公務員委員会(地方事務所を含む)、公共事業道路省(地方事務所、ムスリム・ミンダナオ自治区を含む)、農業省(附属機関を含む)、行政監察院、地方自治体(ジェネラル・サントス市)、バンサモロ開発庁、モロ女性開発文化センター(NGO)、平和開発青年団(NGO)

●受入れ大学 国際大学大学院(国際関係学研究科国際開発学プログラム)、神戸大学大学院(国際協力研究科開発政策特別コース)、国際基督教大学大学院(アーツ・サイエンス研究科公共政策・社会研究専攻)、明治大学専門職大学院(ガバナンス研究科ガバナンス専攻)、名古屋大学大学院(環境学研究科国際環境人材育成プログラム)、政策研究大学院大学(政策研究科公共政策プログラム)、広島大学大学院(国際協力研究科開発科学専攻開発技術コース)


(了)