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平成28年02月19日

 

クイック・インパクト・プロジェクト(3件)に関する引渡式

 

 

引き渡された国立農業学校校舎

国立農業学校校舎引渡式

引き渡された小学校校舎

小学校校舎引渡式

 

食肉処理場へのアクセス道路整備引渡式

 

 

2月16日から2月17日にかけて、東サマール州バランギガ町、レイテ州タナウアン町及びドラグ町において、フィリピン共和国における緊急開発調査「台風ヨランダ災害復旧復興支援プロジェクト」の一環として実施されているクイックインパクトプロジェクトのうち3件(「国立農業学校再建を通じた災害に強い建築技術訓練プロジェクト(第2期)(バランギガ)」、「小学校再建を通じた災害に強い建築技術訓練プロジェクト(タナウアン)」及び「災害に強い食肉処理場再建に係る自治体能力向上プロジェクト(アクセス道路整備)(ドラグ)」)の引渡式が行われました。引渡式には、当館榎書記官が出席しました。また、国立農業学校の引渡式にはイサック技能教育技術開発庁(TESDA)長官、オメガTESDA地域事務局長及びデリラ・バランギガ町長が、小学校の引渡式にはバナリオTESDA地方事務所長が、食肉処理場へのアクセス道路整備の引渡式はペティロス・ドラグ町議会議員がそれぞれ出席し、深い感謝の意が述べられました。

今回引渡された国立農業学校校舎(2校舎)、小学校校舎(2校舎)は、災害に強い建物として再建され、これらの再建を通じて現地技術者に対して災害に強い建築技術が伝承されました。また、食肉処理場へのアクセス道路整備を通じて、すでにクイックインパクトプロジェクトにて再建された食肉処理場の機能が向上するとともに、自治体職員の設計から施工監理までに係る一連の技術が向上しました。

防災及び災害対策の分野における協力は、共に自然災害多発国である日比両国間の協力の主要な柱の一つであり、本事業の実施は、両国間の戦略的パートナーシップの一層の発展に寄与するものです。最近のフィリピン国内において増大している自然災害による被災状況を踏まえ、日本政府としては、今後とも必要な支援を行っていく方針です。

[関連リンク]

・外務省HP フィリピン中部における台風被害

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/page24_000158.html

・ODA見える化サイト 台風ヨランダ災害緊急復旧復興支援プロジェクト

http://www.jica.go.jp/oda/project/1303201/index.html



(了)


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