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平成28年02月29日

 

日本食セミナーの実施

 

 

和食に関する講義

 和牛の部位に関する講義

和食の調理デモンストレーション

和食調理実習

 

2月23日、マニラ首都圏タギック市のModerne Culinaire Academyにて農林水産省の委託事業による日本食セミナーが開催されました。当日は、当地の調理師や調理学校の学生を中心とした56名が参加し、和食の講義や、和牛の解体及び部位に関する講義、実際に和食を作ってみる調理実習を行いました。参加者は真剣にメモや写真をとったりし、調理に関する専門的な質問等をしていました。


本セミナーの実施に至った背景としては、世界的に和牛は人気になっているものの、輸出される和牛は主にステーキとして調理されるサーロインやリブロースといった部位に集中しており、和牛の一部部位のみ価格が高騰するといった現象が発生しています。このことから本セミナーは、各国の調理師等を対象に、和牛であれば各部位の特徴と適した調理方法等を教えるなど和食そのものの神髄について理解してもらい、和食の普及及び和食材を利用したアレンジ料理の普及を促進することを目的としています。


今回の本セミナーの内容を拡大した日本食フォーラムが3月9日に同じくマニラ首都圏タギック市のModerne Culinaire Academyにて開催されます。ご関心のある方は、事務局(ICNet 井戸:ido.masaharu@icnet.co.jp)までご連絡ください。このような取組みを通じて、当地において日本文化への理解が進み、日比友好関係がより良いものになることを期待します。



(了)


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