1.草の根支援
J-BIRD発足以降の3年( 06 ~ 08 年度)で合計 32 件 (それぞれ 12 件、 9 件、 11 件)。右 32 件の合計金額は 約2億 3800 万円規模(約 211 万ドル) 。案件内容としては、校舎、職業訓練所、給水設備等の建設や補修がある。
2.ミンダナオ紛争影響地域社会経済復興開発計画緊急開発調査 ( SERD-CAAM: the Study for Socio-Economic Reconstruction and Development of Conflict Areas in Mindanao )
2007年3月より開始。2009年8月末に終了予定。
調査の過程において、緊急の対応が適当と考えられるものについて 11件の QIP(Quick Impact Project ) 、 23件の OSA(On the Spot Assistance) を実施済。
11件のQIPは、学校、多目的センター、給水施設等の建設。規模は一件あたり 500 ~ 700 万円程度。
23件のOSAは、発電機の供与、精米機の供与、デイケアセンターの修繕、小学校の修繕等が挙げられる。規模は平均して7万ペソ程度と小規模。
3.ARMM社会基金事業
2004年4月より開始した円借款事業。規模は 24. 7億円 。
草の根無償と同規模の Community Development Assistance ( CDA )とより規模の大きい Strategic Regional Infrastructure ( SRI )をARMM地域で実施中。共に主な分野としては、多目的センター、給水施設/タンク、倉庫、学校、道路の建設・改修が挙げられる
4.その他のARMMに対する支援
ARMM人材育成プロジェクト
ARMMインフラ開発計画策定調査プロジェクト
ARMM地域稲作中心営農改善プロジェクト
5.その他のJ-BIRDプロジェクト
WFP経由のIDP支援( 8.6 億円の無償資金協力)
中部ミンダナオ道路整備事業( 37 億 1,700 万円の円借款事業)
ノンプロ無償見返り資金事業(3件を09年6月17日に承認-公立高校へのパソコン給付プロジェクト(フェーズ4 - ミンダナオ部分)、日ARMM友好会館及び研修施設、ARMM地域内道路網整備事業)

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