遠藤大使による安全保障フォーラムへの出席

令和7年3月7日

2025年3月7日、遠藤和也大使は、ストラットベース・アルバート・デル・ロサリオ戦略国際関係研究所及び国際交流基金マニラ日本文化センターが主催する安全保障フォーラム「変化する潮流を乗り越えて:新たなトランプ政権下におけるフィリピン、日本、米国の安全保障課題と戦略的機会」に出席しました。本フォーラムは、マカティ市のマカティ・ゴルフ&カントリークラブにて開催されました。
 

本イベントには、当地の著名な専門家が集まり、安全保障上の課題と機会について議論を交わしました。特に、地政学的・経済的・防衛面の課題に焦点を当て、各国の安全保障政策への理解を深めるとともに、三国間及び多国間の安全保障協力を強化するための実践的な戦略を模索しました。主な議題には、航行の自由の維持、貿易ルートの確保、サイバー攻撃・国際犯罪・気候変動といった非伝統的安全保障課題への対応などが含まれました。
 


遠藤大使はスピーチの中で、日本とフィリピンの関係が「黄金時代」を迎えていることを強調し、変化する地政学的状況の中で両国のパートナーシップをさらに強化する重要性について述べました。また、本フォーラムでの議論は、自由で開かれたインド太平洋の実現を通じた、地域の平和・安定・繁栄を促進するものであると述べたほか、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に対する日本の揺るぎない決意を改めて表明しました。
 

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