【領事班からのお知らせ】 台風22号接近に伴う注意喚起
○10月20日(木)から22日(土)にかけて,台風22号が猛烈な勢力を維持しながらフィリピン北部,中国沿岸地域及び台湾に接近します。
○その勢力は,2013年11月の台風30号(フィリピン名「ヨランダ」)に匹敵するスーパー台風となっています。
○最新の気象情報入手に努め,適切な安全対策を講じてください。
○PAGASA(比気象庁)は,19日11時現在,以下の地域について,警報レベル1~4を発出していますが,今後,台風上陸等に伴い,警報地域の拡大や警報レベルが上がる可能性もあります。
<レベル4>
カガヤン州南部,イサベラ州
<レベル3>
カガヤン州南部以外,アパヤオ州,南イロコス州,マウンテン州,イフガオ州,キリノ州,オーロラ州北部
<レベル2>
カラヤン州,ラユニオン州,ベンゲット州,ヌエバビスカヤ州,パンガシナン州,ヌエバエシハ州,オーロラ州北部以外,ターラック州
<レベル1>
バタネス諸島,ザンバレス州,パンパンガ州,ブラカン州,バターン州,ポリリオ島を含むケソン州北部,マニラ首都圏,リサール州,カビテ州,ラグーナ州,北カマリネス州,南カマリネス州,カタンドゥアネス州
【内容】
1 10月18日(火)現在,非常に強い台風22号(国際名:ハイマー,HAIMA)がフィリピンの東方海上にあり,北西に進んでいます。日本の気象庁等の予測によれば,今後,同台風は猛烈な勢力に拡大し,20日(木)にかけてフィリピン北部に接近・上陸し,22日(土)にかけて中国沿岸部及び台湾に接近または上陸する見込みです。
進路上にある海域及びその周辺地域では,強風や大雨のみならず,ところによっては高潮の発生,洪水・土砂崩れ等の被害や各種交通機関の混乱等も予想されます。
2 つきましては,これらの地域への渡航・滞在を予定されている方は,以下の関連ウェブサイトを参考に台風情報や現地の気象情報の収集に努め,台風による被害が予想される場合には渡航・外出を控える,あるいは日程・移動経路又は訪問地を変更する等,災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
また,同地域に既に滞在中の方は,報道及び関係機関から最新の情報を収集して災害に備え,懐中電灯・携帯用ラジオ等を手元に置いておくほか,飲料水・食糧を備蓄し,家族等に緊急の連絡先を知らせ,事前に避難場所を確認するとともに,必要な場合には安全な場所で待避する等の安全対策を講じてください。
台風通過後も,地盤の緩みに伴う土石流など,予測できない二次災害が発生する可能性もありますので注意してください。
《 参考 》
日本気象庁(台風情報) : http://www.jma.go.jp/jp/typh/
フィリピン気象庁(PAGASA): http://www.pagasa.dost.gov.ph/
中国中央気象台(台風情報) : http://typhoon.weather.gov.cn/
中国天気 : http://gd.weather.com.cn/tf/index.shtml
台湾中央気象局 : http://www.cwb.gov.tw/
3 万一災害に巻き込まれた場合は,現地の気象当局等が発表する警報等に従って安全確保に努めるとともに,日本の留守家族,最寄りの日本国大使館・総領事館(下記連絡先),或いは公益財団法人交流協会台北事務所及び高雄事務所まで連絡してください。
4 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)