円借款「次世代航空保安システム整備計画」供用式典
平成30年1月18日
1月15日,民間航空局(CAAP)本部において,フィリピン共和国に対する円借款「次世代航空保安システム整備計画」により整備された施設の供用式典が開催され,比政府からは,ドゥテルテ大統領,ツガデ運輸大臣,当館から羽田浩二大使がそれぞれ出席しました。式典では,大統領より我が国への深い感謝の意が述べられました。
本事業は,フィリピン全土を対象に,空港間を飛行する航空機を対象に,衛星を利用した通信,航行援助,監視を行うシステムを構築するもので,CAAP敷地内の中央管制センターの他,レーダーや通信施設など全国約50カ所に施設を整備しました。我が国は,フィリピン政府に対し,円借款(供与限度額約220億円(約100億ペソ))を供与し,本事業の実施を支援しています。
本事業による航空管制機器の機能向上を通じて,経済発展に伴い急増している航空需要に対応しつつ輸送の安全性及び定時性向上等が図られ、フィリピンの持続的経済成長に貢献するとともに,我が国との緊密な経済関係が維持・促進されることが期待されます。
[関連リンク]
・外務省HP フィリピン共和国に対する円借款に関する交換公文の署名
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h_13/y020326_1.htmlw
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