円借款「新ボホール空港建設及び持続可能型環境保全計画」供用式典

 
 
 

11月27日,中部ボホール州パングラオ島において,フィリピン共和国に対する円借款「新ボホール空港建設及び持続可能型環境保全計画」により整備された施設の供用式典が開催され,比政府からは,ドゥテルテ大統領,ツガデ運輸大臣他経済閣僚,日本側からは羽田浩二大使他がそれぞれ出席しました。式典では,大統領より我が国への深い感謝の意が述べられました。
 
ボホール州では,近年,豊富な観光資源を生かした地域開発が進められ,航空需要が急増する一方,既存空港は狭隘かつ周辺環境の制約より拡張は困難なため,今般,国際基準に適合する,滑走路(延長2,500m),旅客ターミナル(年間200万人対応)等から構成される新たな空港が建設されたものです。
 
我が国は,フィリピン政府に対し,円借款(供与限度額計約150億円(約70億ペソ))を供与し,本事業を支援してきました。また,事業の実施にあたっては,「エコ・エアポート」のコンセプトの下,ターミナルビルに太陽光発電システムや高効率な照明・空調システムを採用し,また,周辺海域への濁水流出を防止するためのフィルターを設置するなど,我が国の知見を生かし,環境に十分に配慮した施設が整備されました。
 
本事業を通じ,航空交通の利便性及び安全性が向上することで,同地域ひいてはフィリピン全土の持続的な経済成長に貢献することが期待されます。