無償資金協力「防災機材ノン・プロジェクト無償」に関する資機材の引渡式

平成31年1月18日
 
 
 

18日、羽田浩二駐フィリピン日本国大使は、公共事業道路省で開催された、「防災機材ノン・プロジェクト無償」に関する資機材の引渡式典に出席しました。
 
同式典において、日本政府からフィリピン政府に、ビリヤール公共事業道路大臣(Mr.Mark A. Villar, DPWH Secretary)及び関係者の臨席の下、資機材が引き渡されました。
 
「防災機材ノン・プロジェクト無償」(1.1億円)は、8台の排水ポンプ車、17台の投光器で構成され、公共事業道路省に供与されるものです。本件無償資金協力の資機材は、独立型の携帯用ユニットであり、災害復旧時の費用の縮減と復旧時間の短縮に役立つため、これらの機器が必要とされる場所へ早急に配備することが期待されます。
 
  防災及び災害対策の分野における協力は、共に自然災害多発国である日比両国間の協力の主要な柱の一つであり、本事業の実施は、両国間の戦略的パートナーシップの一層の発展に寄与するものです。最近のフィリピン国内において増大している自然災害による被災状況を踏まえ、日本政府としては、今後とも必要な支援を行っていく方針です。