バンサモロ基本法に係る住民投票への監視団派遣

  1月21日,ミンダナオ島においてバンサモロ基本法にかかる住民投票が実施されました。我が国は,住民投票監視団として現地入りし,選挙の実施を監視しました。監視団は鈴木憲和外務大臣政務官を団長とし,外務省,内閣府PKO事務局,国際協力機構(JICA)から13名が団員として参加しました。
 
  監視団は,21日にコタバト市内のセロ・セントラル小学校にて投票所の開所,投票,開票作業及びコタバト市選挙管理委員会による集計作業を監視しました。鈴木政務官は,現地の人々が自分達の住む地域の将来のことを考え,熱意を持って投票所に足を運んでいたこと,選挙に携わる学校の先生方が毅然とした態度で,公平に手続きを実行していたことに大変感銘を受けた旨述べました。
 
  翌22日,鈴木政務官はガルベス和平プロセス担当大統領顧問,ムラド・モロ・イスラム解放戦線(MILF)議長と面談し、我が国が,10年以上一貫してミンダナオ和平プロセス支援を行ってきたパートナーとして今回の住民投票監視団に参加したことや,今後も和平プロセスの進展に呼応する形で支援を強化していくとの我が国の考えを説明しました。また,元MILF兵士の退役・武装解除が円滑に進むことが重要であることを指摘しました。これに対し,ムラド議長及びガルベス顧問からは,我が国支援に対する感謝と今後への期待及び,和平プロセスの着実な実施について強い決意が表明されました。
 
 
リンク:鈴木外務大臣政務官のフィリピン・ミンダナオ訪問(住民投票監視団)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea2/ph/page4_004666.html


 
投票を待つ有権者
 
投票者名簿を確認する有権者
 
住民による投票の様子
 
投票所における開票作業
 
開票結果に監視団として署名をする政務官

 
コタバト市の集計所に集まる投票箱

 
ガルベス和平プロセス大統領顧問との面談
 
ムラドMILF議長との面談