伊従経済公使のマラウィ復興のための住居建設及び生計支援事業(UN-Habitat連携)の起工式典の参加
平成31年2月4日




1. 2月4日,伊従経済公使は,マラウィ市において,マラウィ復興のための住居建設及び生計支援事業の起工式典に参加しました。フィリピン側からは,タスクフォース・バンゴン・マラウィの現地事務所長であるカストロ次官補,ガンダムラ・マラウィ市長他が出席しUN-Habitat側からは,ロロ・フィリピン事務所長が出席しました。
2. 本事業による1500戸の恒久住宅の建設,コミュニティインフラの整備及び生計支援は,日本からの11億円の無償資金協力によって実施されます。 未だマラウィ市に戻ることのできていない国内避難民に対して,新たは住居が提供されるとともに,今後自立して生計を立てて生活していけるように,生計支援事業等が合わせて実施されます。
3. 伊従経済公使は,マラウィ市の復興に向けて,日本は引き続きフィリピン政府と緊密に連携していく旨述べました。また,バンゴン・マラウィのカストロ次官補は,今回の日本の支援は数多ある日本の支援を一つであり,日本は27機の重機を供与,道路整備支援,また,職業訓練分野においても新たな支援に触れ,日本のマラウィ復興に対する支援に心から感謝したい旨述べました。