羽田大使のフィリピン沿岸警備隊に対する12m級高速ボート2隻の引渡式典の出席

平成31年3月1日
 
 
 
 

2月27日,羽田大使は,フィリピン沿岸警備隊(the Philippine Coast Guard: PCG)に対する12m級の高速ボート2隻の引渡式典に出席しました。同式典には,PCGのヘーモヒーノ長官が出席しました。
 
この2隻の12m級高速ボートは,ドゥテルテ大統領からの要請で日本から供与されることとなった13隻の高速ボートの一部です。今回新たに供与された高速ボートは,300馬力のエンジンを3つ搭載し,最大50ノット(時速92km)のスピードを出すことができます。
 
羽田大使は,スピーチにおいて,「我々の力強い協力がフィリピン全土における海洋安全保障を前進させる揺るぎない推進力となることを確信している。」と述べました。また,日本のPCGとの長年の協力関係に触れつつ,若手外交官としてフィリピンに勤務していた際に,1982年に行われた第1回日比沿岸警備隊間の二国間協議に参加した旨言及しました。
 
ヘーモヒーノ長官は,日本はPCGの一番の後援者であると述べるとともに,日本とPCGとの協力を誇りに思う旨述べ,日本政府への感謝の意を表しました。