第77回バターン勇者の日記念式典 (77TH COMMEMORATION OF THE ARAW NG KAGITINGAN)
平成31年4月10日


4月9日、バターン州ピラール市サマット山国立聖堂(Mount Samat National Shrine, Pilar, Bataan)において、第77回「勇者の日」記念式典が開催され、アニョ内務自治大臣(ドゥテルテ大統領代理)、ロブレド副大統領と当館羽田大使が出席しました。
羽田大使は本式典におけるスピーチの中で、「戦争の惨禍を、二度と繰り返さない。歴史と謙虚に向き合い、どのような世にあっても、この決然たる誓いを貫いてまいります。争いの温床となる様々な課題に真摯に取り組み、万人が心豊かに暮らせる世の中を実現する、そのことに、不断の努力を重ねてまいります。今を生きる世代、明日を生きる世代のために、国の未来を切り拓いてまいります。」という、昨年の全国戦没者追悼式典における安倍内閣総理大臣の誓いの言葉について説明しました。
また、羽田大使は、日本は平和を愛する国家として74年間変わることがないこと、今後も平和と安定、国際社会の繁栄に寄与していくとし、日本はフィリピンと地域の課題について積極的に協力していくことを述べました。また、米国をはじめ、民主主義、人権、法の支配を尊重する共通の価値観を有するパートナーと連携していくと述べました。