国連食糧農業機関(FAO)及びバンサモロ暫定自治政府(BTA)によるパートナーシップ協定署名式

 
 
    9月23日,ミンダナオ地域コタバト市において,フィリピン共和国に対する無償資金協力「ミンダナオにおける和平の確立のための農業訓練計画(FAO連携)」に係る国連食糧農業機関(Food and Agriculture Organizaqtion:FAO)及びバンサモロ暫定自治政府(Bangsamoro Transition Authority:BTA)によるパートナーシップ協定署名式が開催され,当館より中田経済公使,BTAよりマカクア暫定首相代理,FAOフィリピン事務所よりフェルナンデス代表等が出席しました。

    本年3月に羽田浩二駐フィリピン大使とホセ・ルイス・フェルナンデスFAOフィリピン事務所代表との間で交換公文の署名及び書簡の交換が行われた本プロジェクトでは,元兵士等約2,000人に対する農業訓練を実施することにより,対象地域における安定した食料供給を図るとともに,当該地域の社会安定化に寄与します。

    また,我が国は2006年よりミンダナオ和平支援案件をJ-BIRD (Japan-Bangsamoro Initiative for Reconstruction and Development)と総称し,紛争影響地域に対する支援を集中的に実施しており,その総額は2.6億ドル以上になります。本プロジェクトもJ-BIRDの一環として,紛争が終結することで得られる社会サービス向上という「平和の配当」を地域住民が享受することにを通じて,紛争再発防止に向けた環境整備に貢献することが期待されます。