【領事班からのお知らせ】タール山の噴火警戒レベル引き上げに伴う注意喚起(その2)
令和2年1月13日
フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
【ポイント】
●フィリピン当局は,ルソン島南部,バタンガス州内にあるタール山の噴火警戒レベルをレベル4(危険な噴火が差し迫った状態)に引き上げました。引き続き,タール山島からの待避勧告が出されているとともに,付近住民の避難を強く呼びかけています。
●フィリピン保健省は,火山灰,火山ガスによる健康上の問題が発生する可能性があるため,外出は最小限に抑えること,及び外出が必要なときにはマスク,ゴーグルなどの着用することを呼びかけています。
●タール山の状況について最新の情報に留意し,十分な注意を払うことが必要です。
1 フィリピン地震火山研究所(PHIVOLCS)は,12日午後7時30分,ルソン島南部,バタンガス州にあるタール山のメインク火口からの噴火が活発になり,危険な爆発的噴火が発生する可能性があるとして,噴火警戒レベルをレベル4(危険な噴火が差し迫った状態)に引き上げました。
2 タール山島からの退避勧告と,火口から半径14km以内の火砕流及び火山津波の危険性が高い地域からの避難指示が出され,実際に付近住民の避難が行われています。
(※ フィリピン当局は噴火警戒レベルを5段階で示しています。今後,危険な噴火が確認されるとレベル5となります。)
3 当地空港当局は,タール火山からの灰により民間航空機に危険をもたらす可能性があるとして,マニラのニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の離発着を一時的に中断しました。その後,13日12時頃に同措置の解除の発表もありましたが,事態は刻々と変化しており,今後も変更の可能性や閉鎖の影響が続く可能性が考えられます。運行状況については各航空会社に確認願います。
4 フィリピン保健省(DOH)は,地域などの指定はありませんが,火山灰や火山ガスにより,咳,気管支炎のような呼吸器症状,眼の違和感等が発生するおそれがあるため,外出は最小限にするよう呼びかけています。特に,慢性気管支炎が肺気腫,ぜんそくなどの呼吸器系の疾患がある人は,外出を避けるべきとしています。また,外出する場合には,マスク(N95:微粒子用のマスク),ゴーグルなどを着用することを呼びかけています。
5 つきましては,タール山の状況について引き続き最新の情報に注意し,十分な安全対策を速やかに講じてください。
なお,万一被害に遭った場合には,在フィリピン日本国大使館(下記連絡先)までご連 絡ください。
<タール火山についての参考情報HP>
●フィリピン火山地震研究所
http://www.phivolcs.dost.gov.ph/
●フィリピン国家災害リスク削減管理委員会
http://www.ndrrmc.gov.ph/
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この情報は,在留届,メールマガジン及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスには自動的に配信されております。まだ,登録されていない方は,緊急事態への備え及び安全情報入手のためにも,登録をお願いします。
在留届・たびレジ: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/
メールマガジン: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/mailmz/cmd/ph.html
(問い合わせ窓口)
○在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, 1300, Philippines
電話:(市外局番02)8551-5710
(邦人援護ホットライン)(市外局番02)8551-5786
FAX : (63-2) 8551-5780
ホームページ: https://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○在セブ領事事務所
住所:7F, Keppel Center, Samar Loop cor. Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City, Philippines
電話: (63-32) 231-7321
FAX : (63-32) 231-6843
在フィリピン日本国大使館
【ポイント】
●フィリピン当局は,ルソン島南部,バタンガス州内にあるタール山の噴火警戒レベルをレベル4(危険な噴火が差し迫った状態)に引き上げました。引き続き,タール山島からの待避勧告が出されているとともに,付近住民の避難を強く呼びかけています。
●フィリピン保健省は,火山灰,火山ガスによる健康上の問題が発生する可能性があるため,外出は最小限に抑えること,及び外出が必要なときにはマスク,ゴーグルなどの着用することを呼びかけています。
●タール山の状況について最新の情報に留意し,十分な注意を払うことが必要です。
1 フィリピン地震火山研究所(PHIVOLCS)は,12日午後7時30分,ルソン島南部,バタンガス州にあるタール山のメインク火口からの噴火が活発になり,危険な爆発的噴火が発生する可能性があるとして,噴火警戒レベルをレベル4(危険な噴火が差し迫った状態)に引き上げました。
2 タール山島からの退避勧告と,火口から半径14km以内の火砕流及び火山津波の危険性が高い地域からの避難指示が出され,実際に付近住民の避難が行われています。
(※ フィリピン当局は噴火警戒レベルを5段階で示しています。今後,危険な噴火が確認されるとレベル5となります。)
3 当地空港当局は,タール火山からの灰により民間航空機に危険をもたらす可能性があるとして,マニラのニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の離発着を一時的に中断しました。その後,13日12時頃に同措置の解除の発表もありましたが,事態は刻々と変化しており,今後も変更の可能性や閉鎖の影響が続く可能性が考えられます。運行状況については各航空会社に確認願います。
4 フィリピン保健省(DOH)は,地域などの指定はありませんが,火山灰や火山ガスにより,咳,気管支炎のような呼吸器症状,眼の違和感等が発生するおそれがあるため,外出は最小限にするよう呼びかけています。特に,慢性気管支炎が肺気腫,ぜんそくなどの呼吸器系の疾患がある人は,外出を避けるべきとしています。また,外出する場合には,マスク(N95:微粒子用のマスク),ゴーグルなどを着用することを呼びかけています。
5 つきましては,タール山の状況について引き続き最新の情報に注意し,十分な安全対策を速やかに講じてください。
なお,万一被害に遭った場合には,在フィリピン日本国大使館(下記連絡先)までご連 絡ください。
<タール火山についての参考情報HP>
●フィリピン火山地震研究所
http://www.phivolcs.dost.gov.ph/
●フィリピン国家災害リスク削減管理委員会
http://www.ndrrmc.gov.ph/
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(問い合わせ窓口)
○在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, 1300, Philippines
電話:(市外局番02)8551-5710
(邦人援護ホットライン)(市外局番02)8551-5786
FAX : (63-2) 8551-5780
ホームページ: https://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○在セブ領事事務所
住所:7F, Keppel Center, Samar Loop cor. Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City, Philippines
電話: (63-32) 231-7321
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